トヨタ、2025年に自社とスバル向けに3列シート電動SUVを生産へ

トヨタ

bZ4Xで険悪なスタートを切ったトヨタとスバルのEVコラボレーションは、今後も継続される。今回は、2025年からケンタッキー州ジョージタウンにあるトヨタの工場で3列シートのクロスオーバーを生産する予定だ。

bZ4Xは、スバルが販売する際にソルテラとしてリバッジされ、主に前者の20%の株式を所有するトヨタがエンジニアリングを担当した。日本で生産されたEVは航続距離が期待外れで、車輪が文字通り脱落する恐れがあるとしてすぐにリコールされた。

しかし、トヨタは同じ井戸に戻る可能性があり、3列シートSUVをbZ5Xと呼ぶことを暫定的に計画していると、無名の情報筋がAutonewsに語った。スバルに相当する車の名前はまだ提案されていないが、2028年までに発売を予定している4台の電動クロスオーバーのうちの2台目となる。

私たちが知る限り、2つの電動SUVのうち大きいほうであるこの新型車は、おそらくアメリカの顧客をターゲットにしたものになるだろう。トヨタがこのモデルをケンタッキー州の工場で製造し、現在建設中のノースカロライナ州リバティ工場からバッテリーを供給する予定なのは、そのためかもしれない。

この工場では2025年にバッテリーセルの製造が開始される予定で、トヨタとスバルが製造するEVがインフレ抑制法に基づく連邦税制優遇措置の対象となる可能性がある。

トヨタは以前、ケンタッキー州にある900万平方フィートの組立工場に4億6,100万ドルを投じて再整備を行うと発表した。この工場では現在、カムリ、カムリ・ハイブリッド、RAV4ハイブリッド、レクサスES(日本に移管されるが)、4気筒および6気筒エンジンを生産している。今年後半からは大型トラック用の水素燃料電池パワートレインの製造も開始する。

トヨタは2026年までに世界中で10車種の電気自動車を発売する計画だ。3列シートEVの生産開始は2025年で、ちょうどスバル車の生産を開始する直前である。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/08/toyota-to-build-three-row-electric-suv-in-kentucky-for-itself-and-subaru-in-2025/

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