SUBARUは、今年2度目となるパフォーマンスモデルの特別仕様をSUBEFESTで発表する。今回は、ハイパフォーマンスモデルのWRX TRで、フロリダで開催される。
自動車メーカーはこれまで、このクルマについてほとんど明らかにしていないが、赤いブレーキキャリパーが見えない派手な外観のホイールの写真1枚で私たちをからかっている。キャリパーには「B」と「O」の文字があり、このモデルにブレンボ製の高性能ブレーキが採用されることを示唆している。
当然ながら、これは今年7月のSubiefest Californiaで発表されたSUBARU BRZ tSを思い起こさせる。ブレンボ製ブレーキ(ブレンボのブランド名はないものの)、日立製ダンパーを備えたSTIチューンドサスペンション、ミシュラン・パイロットスポーツ4タイヤを装着した専用18インチリム、そして特徴的なバッジが各所に施されていた。
これらは、スバルがWRX TRにも適用するのに妥当な変更点だと思われるが、もちろん、確かめるには待たなければならない。5月には、同じホイールと専用ブレーキキャリパーと思われるものを装着したWRXのプロトタイプを目撃したが、それ以外にボディに目に見える変更はなかった。
スバルは、この世代のWRXのSTIバージョンを米国では販売しないと表明しているが、日本では販売している。STIモデルはパワートレインの強化はないが、大型ブレーキ、レカロ製フロントシート、ユニークなステッチ、カーボンルック・トリム、アルミ製ペダルが装備される。今回のモデルにも、それらの改良を望むのは楽観的すぎるとは思えない。
スバルが2024年型WRX TRに何を計画しているのかは、ラリードライバーのトラビス・パストラーナとスケートボーダーのバッキー・ラセックの協力のもと、10月7日に公開される。サブイフェスト・フロリダは、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。
【参照】https://www.carscoops.com/2023/09/subaru-to-reveal-high-performance-wrx-tr-on-october-7/
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