レクサスRC Fエンスージアスト、エモーショナルツーリングエディション日本初公開

レクサス

レクサスRCもそろそろ年季が入ってきたが、Fバージョンはいまだに自然吸気V8エンジンを搭載している。日本では、この高性能派生モデルにいくつかの特別仕様車が設定される: エンスージアストとエモーショナル・ツーリングだ。どちらも2019年初頭に導入されたサーキット走行に特化したパフォーマンス・パッケージを装着したRC Fをベースにしており、リミテッド・スリップ・ディファレンシャルがリアに装着されている。

このダイナミックなデュオのために、レクサスのエンジニアは5.0リッターユニットをさらにチューニングして回転バランスを最適化し、「可動部品の質量を正確に一致させることで」フリクションを低減させたという。その結果、コードネーム2UR-GSEと呼ばれるV8は、”スムーズな回転フィールとエモーショナルなエンジンサウンド “を実現したという。また、LSDはマニュアルで調整され、より優れた加減速レスポンスを実現している。

レクサスRC F エンスージアスト&エモーショナルツーリング(JDM)

見分け方としては、エンスージアストには巨大なリアウイングがあるのに対し、エモーショナル・ツーリングにはより繊細なアクティブスポイラーが備わる。後者は時速50マイル(80km/h)以上で自動的に上がり、時速25マイル(40km/h)以下で下がる。エンスージアストはカーボンファイバー製ボンネットを未塗装とし、エモーショナル・ツーリングのボンネットはボディと同色となっている。どちらもエンジンカバーとドアカードに「Specially Assembled by Lexus」のプレートが貼られ、LEDで「F」のロゴが映し出される。

エンスージアストでは、以下のペイントから選ぶことができる: ホワイトノーヴァガラスフレーク、ソニッククローム、グラファイトブラックガラスフレーク、チタニウムカーバイトグレー。エモーショナル・ツーリングはチタニウム・カーバイド・グレーのみ。いずれもブラックとブルーを基調としたインテリアで、フロントシートはアルカンターラとレザーのコンビネーション。

トヨタの高級車部門はそれぞれ25台しか生産していないが、近所のディーラーで買うことはできない。レクサスは、需要が供給を上回ると見込んでおり、そのため抽選制度を設けている。顧客は10月18日まで応募でき、数日後に当選者が発表される。

エンスージアストとエモーショナル・ツーリングのどちらを希望するかにかかわらず、このRC Fの限定モデルは日本円で1,500万円、現在の為替レートで10万ドルとなる。米国では、RC Fトラック・エディションが101,070ドルとほぼ同額である。

【参照】https://www.motor1.com/news/689992/lexus-rc-f-enthusiast-emotional-touring/

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