トヨタ新型EVコンセプト「ルナークルーザー」、FJ40を月に運ぶ

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カリフォルニア州エル・セグンドにあるトヨタのアメリカン・デザイン・スタジオ、通称CALTYデザイン・リサーチは、今年創立50周年を迎える。次の50年に向けてトヨタのアメリカ人社員が思い描くものを垣間見るために、彼らは未来のビジョンを描くことになった。

前を見据えるのに、月を見上げる以上の方法があるだろうか?トヨタが日本の宇宙航空研究開発機構と行っている仕事に触発されたカルティは、宇宙探査のアイデアを少し楽しむことにし、ベビー・ルナークルーザー(BLC)を作った。

CALTYは、本物のルナークルーザー・コンセプトの要素とブランドの歴史を融合させ、FJ40ランドクルーザーからインスピレーションを得たデザインを持つ月探査車を作り上げた。ベビー・ルナークルーザーのフロントグリル、特に「TOYOTA」の文字は、ブランドのオフロードの歴史を想起させるものである。

しかし、すべてがレトロというわけではない。突出したガラスのキャノピーは、外側に卓越した視界を提供し、BLCのコンパクトなプロポーションに加えて、あらゆる地形に自信を持って対応するのに役立つ。パノラマのAR(拡張現実)ダッシュボード・ディスプレイと、インホイール電気モーターを備えたエアレスタイヤは、宇宙飛行士がどんな風景でもナビゲートできるようサポートする。

BLCの内部には、スペースフレームシートとM.O.L.L.E.パネルが装備され、高度な調節が可能です。これにより、クルーはどんな冒険にも対応できるように車両を調整することができる。BLCはCALTYのちょっとした遊び心だが、その探求心と勇敢さは、1973年にデザインスタジオを設立したトヨタがカリフォルニアに魅了された理由そのものである。

「カリフォルニアは、斬新なアイデア、クールなカーカルチャー、華やかな映画産業が集まる若々しく活気ある中心地であり、CALTYが革新的なデザインを生み出し、新しいトレンドを確立するためのインスピレーションを与えてくれました」と、同スタジオの社長であるケビン・ハンターは語る。

CALTYの次の50年の役割は、探求し、革新し、刺激することです。「私たちは、自動車デザインの限界を押し広げ続けることに興奮しています。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/10/new-toyota-baby-lunar-cruiser-ev-concept-takes-the-fj40-to-the-moon/

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