GRカローラのパワーを持つレクサス、生産開始の可能性大

レクサス

トヨタがその強力な3気筒エンジンを、GRヤリスとGRカローラ以外のもっと多くのクルマに搭載しないとしたら残念なことだ。1.6リッター・ターボ・ユニットを搭載する第3のモデルは、トヨタのバッジをレクサスのロゴに変えるかもしれない。1月の東京オートサロンでコンセプトとして発表されたLBXモリゾウRRは、市販される可能性が高い。

小さいが強力なG16E-GTSを搭載した小型レクサス・クロスオーバーは、一部の市場で発売されることがほぼ確定している。Drive』誌がレクサスオーストラリアのジョン・パパスCEOに話を聞いたところ、LBXモリゾー・RRが生産される可能性は「高い」と述べた。ただし、ヤリス・クロスベースのLBXの強力な派生モデルは、まだゴーサインが出ていないと付け加えた。

2024 レクサスLBXモリゾウRRコンセプト

ヤリス・クロスはGRスポーツの派生モデルを生み出したが、それは余分な走りのないショー的なものだった。年初に日本で公開されたホットなLBXには、GRカローラの300馬力エンジンが搭載され、GRカローラ・モリゾー・エディションに搭載された295ポンドのトルクが加わった。アメリカでは6速マニュアル・ギアボックスのみのホットハッチだが、スパイシーなLBXは2024年型GRヤリスから借用した新開発の8速トルコン式オートマチック・トランスミッションを搭載している。

オーストラリアの雑誌『Drive』は、トヨタの豊田章男会長が、LBXモリゾウRRは2024年後半に発売されるとすでに発言していると指摘している。トヨタの前社長兼CEOは、ハンドルを握っているときは “モリゾウ “というニックネームで呼ばれている。LBXはハイブリッド1.5リッターエンジンで134psを発揮する。

UXがレクサスの最小モデルである北米では、LBXは販売されていない。しかし、このパンチの効いたエンジンをクロスオーバーに搭載することは、トヨタとレクサスがもっと楽しい車を開発したいという意欲の表れかもしれない。理想的なのは、そのうちの何人かがアメリカのビザを取得することだ。ニュルブルクリンクのピットレーンを模した内装を持つ日本の新しい研究開発センターは、将来のGR(とレクサス)モデルを開発する場所だ。Gazooレーシングブランドのマシンがさらに増えることに期待したい。

その豊田章男は昨年末、セリカの復活をほのめかした。2023年初めには、トヨタの佐藤幸治社長も8代目モデルの登場を示唆した。一方、FT-Seコンセプトは、MR2的な電動スポーツカーの未来への窓である。

【参照】https://www.motor1.com/news/714901/lexus-gr-corolla-engine-production/

コメント

タイトルとURLをコピーしました