トヨタは、今年のSEMA(Specialty Equipment Market Association)ショーに12台以上の車両を携えて参加する。注目すべきは、そのうちの4台がこのイベントのためだけに特別な配慮とカスタマイズが施されていることだ。
SEMAショーに出展される車両の詳細はまだ明らかにされていないが、トラックとユーティリティ・ビークルに焦点を当てている。それぞれの詳細については、10月31日10:00 a.m. PT(日本時間1:00 p.m.)にテレビパーソナリティのラトレッジ・ウッドが主催するウォークアラウンドで発表される。
SEMA 2023のために特別に開発された車両の中で、トヨタはFJ Bruiserと呼ばれるもの、Retro Cruiser、「Blue Beetle」Tacoma(DCの新しいスーパーヒーロー映画の公開に関連している)、そして以下でご覧いただけるTacoma X-Runner Conceptを披露する。
トヨタが提供したティーザー画像は1枚だけだが、その内容は含蓄に富んでいる。手始めに、4輪ドリフトを披露しているが、これは高性能なストリート走行に重点を置いていることを示唆している。また、タコマはローダウンされており、トレイル用ではなく公道用であることをさらに暗示している。
スクープで飾られた黒いボンネットは、TRD Proトリムがベースであることを示唆しており、326 hp(243 kW / 331 PS)と465 lb-ft(630 Nm)のトルクを発生するトヨタのi-Force Maxハイブリッド・パワートレインが搭載される可能性が高いことを意味している。
さらにトヨタは、タンドラSR5、4ランナー、タコマ、グランドハイランダー、セコイアを含む、アソシエイテッド・アクセサリー・プロダクツを搭載した様々なモデル、GRカップシリーズGR86レーシングカー、GRスープラ45周年記念特別仕様車、サーキット・エディションGRカローラ、Trueno特別仕様車GR86、アーケードにインスパイアされたタコマTRDプロタイムアタックIsoDynamicパフォーマンスシートシミュレーターを展示するとしている。
最後に、タンドラ用TRDパフォーマンス・パッケージ、アソシエイテッド・アクセサリー製品の拡充、TRDプロおよびトレイルハンターの各種トラック、タンドラおよびセコイア用ワイヤレス・トレーラー・カメラなどを展示する。
トヨタSEMAショーの展示車両
“FJブルーザー”
“レトロクルーザー”
タコマXランナーコンセプト
「ブルービートル」タコマ
SEMAにおけるトヨタのその他のショーケース車両とビルド・コンセプト:
Tundra SR5、4Runner、Tacoma、Grand Highlander、Sequoiaなど、AAPを搭載したショーモデル数台
GRカップシリーズGR86レーサー
GRスープラ45周年記念特別仕様車
サーキットエディションGRカローラ
GR86トゥルーノ特別仕様車
アーケードにインスパイアされた “Tacoma TRD Pro Time Attack” IsoDynamic Performance Seat Simulator
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