2024 ホンダWR-V、ブランド初のインドからの輸入モデルとして日本デビュー

ホンダ

新型ホンダWR-Vは、ヴェゼルの下に位置する格安B-SUVとして、日本におけるホンダの最新ラインアップとなる。インド仕様のエレベートとほぼ同じモデルで、ホンダがインドから輸入する日本初の商品となる。

日本のホンダWR-V(Winsome Runabout Vehicle)は、現在インドネシア、タイ、マレーシアなどの東南アジア市場で提供されている第2世代WR-Vとは無関係である。このことは、よりボクシーなスタイリング、より背の高いスタンス、より大きなフットプリントからも明らかである。

外見上、WR-Vはテールゲートの名称が異なる以外、エレベートと比較して変更点はない。全長4,312mm(169.8インチ)、全幅1,790mm(70.5インチ)、全高1,650mm(65インチ)で、ホイールベースは2,650mm(106.3インチ)。ホンダ・ヴェゼルと比較すると、全長は23mm短く、全高は70mm高いが、後者は地上高が220mm高いためである。

室内では、硬質で傷つきやすいプラスチック、光沢のあるブラックのインサート、グレーのファブリックシート表皮が、新型WR-Vのより手頃な価格帯のキャラクターを隠そうとしていない。プレスショットを見る限り、WR-Vは後席乗員のための十分なスペースと、フラットフロアで容量458ℓ(16.2立方フィート)の大きなトランクを備えているようだ。興味深いことに、独立型のインフォテインメント・ディスプレイは、インドのエレベートの10.25インチ・ユニットよりも小さく、かなりベーシックなアナログ・インストルメント・クラスターと組み合わされているようだ。装備は、ホンダ・センシング・スイートの一部として、豊富なADASが含まれる。

ホンダWR-V / エレベートは、タイのホンダアジア太平洋R&Dセンターで開発され、インドのラジャスタン州で生産されている。パワートレインはホンダ・シティと共通で、自然吸気1.5リッターi-VTECガソリン・エンジンが最高出力119ps(89kW/121PS)、最大トルク145Nm(107lb-ft)を発生する。写真のモデルには、フロントアクスルにパワーを送るCVTギアボックスが搭載されている。ホンダが日本の購入者に、インドで利用可能な6速マニュアルのオプションを提供するかどうかは不明である。

ホンダWR-Vは2024年春に日本のディーラーに導入される。価格は200万円台前半(13,240ドル)から250万円台前半(16,550ドル)で、電動化され、よりプレミアムな外観を持つホンダ・ヴェゼルよりもWR-Vの方がかなり安くなる。WR-Vはまた、エクステリア用のアルミスタイルのアドオンなど、B-SUV用のアクセサリーも発表した。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/11/2024-honda-wr-v-debuts-in-japan-as-brands-first-model-imported-from-india/

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