レクサス、「RZ350e」「RZ500e」「RZ550e」を商標登録、よりパワフルな電動SUVが登場か？

レクサスは、RZ350e、RZ500e、RZ550eという名称を商標登録申請中で、電気自動車RZのラインナップを拡大する準備をしているようだ。

RZは当初、RZ450eとして知られる1つの構成でのみ提供されていた。71.4kWhのバッテリーパックを搭載し、フロントアクスルの107ps（80kW）モーターとリアの201ps（150kW）モーターに電力を供給し、合計308ps（230kW）を発揮する。同じ71.4kWhのバッテリーを搭載しながら、最高出力は201ps、最大トルクは196lb-ft（266Nm）となっている。

RZ350e、RZ500e、RZ550eについての公式な詳細は不明だが、RZ350eはRZ300eとよく似ているが、性能を高めるためにわずかに強力な電気モーターが採用されると考えるのが妥当だろう。そして、RZ500eとRZ550eがフラッグシップモデルとなる、とCarBuzzは指摘している。

ひとつの可能性として、RZ500e、あるいはRZ500eとRZ550eの両方が、フロントとリアの両アクスルに201ps（150kW）のモーターを搭載し、合計で402ps（300kW）となることが考えられる。レクサスは今年初めにRZスポーツコンセプトを発表した際、すでに402psのRZのアイデアを弄っている。

また、フォード・マスタング・マッハEが480psを発揮していることを考えると、レクサスがRZにこれ以上のパワーを与える可能性も捨てきれない。RZ500eとRZ550eは、現行のRZ300eとRZ450eよりもわずかに大きなバッテリーパックを採用する可能性もある。