ホンダ、東京オートサロンに向けて冒険的なWR-Vとスポーティなアコードのコンセプトを発表

ホンダ

ホンダは、カスタマイズカーやレーシングカーを中心とした東京オートサロン2024のラインナップを発表した。最も興味深い展示は、WR-Vフィールドエクスプローラーコンセプトとアコードe:HEVスポーツラインで、将来のオーナーがホンダの純正アクセサリーを使ってできることを紹介している。

まずWR-Vだが、インド仕様のホンダ・エレベートの日本仕様となる手頃なSUVだ。今年3月からインドから日本へ輸入される予定で、ホンダは「フィールドエクスプローラー」というコンセプトで、その冒険的な一面を表現したかったようだ。

このコンセプトのハイライトは、ホンダのレタリングが入った新しいグリルと、イエローのフォグランプにマッチした3つのLEDマーカーライトだ。ボディワーク周辺のクロームとアルミ風のトリムはブラックのアクセントに変更され、ヘッドライトとテールライトは着色されているようだ。そのほか、オフロードタイヤを履いたブラックのホイール、保護サイドスカート、ルーフラックなど、標準のWR-Vと比較すると、やや素っ気ない印象だ。

JDM仕様の全長4,312mm(169.8インチ)のSUVは、最高出力119ps(89kW/121PS)の1.5リッターガソリンエンジンを搭載し、CVTギアボックスが前輪を駆動する。AWD仕様がないため、標準モデルの地上高は220mmと余裕があるものの、WR-Vのオフロード性能は制限される。

ホンダ・アコードe:HEVスポーツラインは、ホンダ純正アクセサリーを使用したスポーティなセダンである。ダーク仕上げのマルチスポーク19インチアルミホイールを装着し、光沢のあるブラックで仕上げられた控えめなエアロパーツが特徴です。なお、アコードの日本導入は2024年春を予定しており、ハイブリッド・パワートレインのみの設定となる。

ホンダのカスタマイズカーラインナップには、昨年のショーで発表されたホンダ・シビック・タイプRの無限仕様Gr.A、Gr.Bも含まれる。さらに、モータースポーツの様々なカテゴリーから計8台のレーシングモデルも展示される。スーパーGTシリーズに参戦する過激なタイプR-GTや、カーボンニュートラル燃料で耐久レースに参戦するタイプR CNF-Rなど、そのほとんどがホットハッチをベースにしている。また、アグレッシブなエアロパッケージとハイブリッドパワートレインを搭載する「ジョイ・レジスタンス」と呼ばれる謎の未発表シビックベースのレーシングカーもある。

ホンダの出展内容については、1月12日から14日まで千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」で詳しくお伝えする。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/honda-previews-adventurous-wr-v-and-sporty-accord-concepts-for-tokyo/

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