シビックSiは米国ではセダンのみで、ハッチバックのタイプRと併売されている。もしホンダがこの2つを組み合わせて、前者のエンジンと後者のボディスタイルを備えたスポーティなコンパクトカーを発売したらどうなるだろうか?2024年の東京オートサロンで発表されたシビックRSは、6速マニュアルギアボックスを搭載したそのようなクルマのようだ。
公式にはプロトタイプと呼ばれているが、ホンダは今年後半にこの車を日出ずる国で生産するつもりだ。ブラックアウトされたスポーティなハッチには、対照的な「RS」バッジとデュアルエキゾーストチップが装着されている。アキュラ・インテグラ・タイプSの廉価版といったところだろうか。シビックRSは、ハイエンド・トリム・レベルである他市場ではすでに存在しているが、JDMの新型はよりスポーティなモデルであり、タイプRの下に位置すると思われることは注目に値する。
2024 ホンダ・シビックRS(JDM)
ホンダは、シビックRSにどのエンジンが搭載されているかは明言していないが、ハッチには “走る歓びをさらに洗練させた “と言及している。この記述がボンネットの下にあるものを指しているのか、シャシー、ブレーキ、その他を指しているのかは不明だ。1.5リッターターボがこのクルマの心臓部である可能性が高く、できればSiに匹敵する200psの出力が欲しいところだ。
最悪の場合、シビックRSは158psの日本の2024年型シビック・スポーツ・ハッチバックとなる。もしかしたら、180psを発揮する米国仕様のシビック・スポーツ・ツーリングのJDM版かもしれない。いずれにせよ、6速マニュアルの搭載は、CVTでは物足りない人にアピールするだろう。
日本では、通常のシビックは無段変速機のみの設定なので、クラッチペダルが追加されたことは、日本からのマニアにとっては喜ばしいことだろう。
【参照】https://www.motor1.com/news/704565/honda-civic-rs-manual-gearbox/
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