マツダの象徴的コンセプトカー「SP」が公道で鮮烈な姿を見せる

マツダ

マツダ・アイコニックSPコンセプトは、昨年のジャパンモビリティショーで誰もが認めるスターだった。それは、このコンセプトに関するシンプルな投稿が瞬く間に拡散したことからも明らかだ。

マツダはXで、このクルマが広島本社に展示されていることを発表し、来場者に見てもらうよう呼びかけた。マツダは、このコンセプトカーがいつまで展示されるかはわからないとしながらも、そのことを知らせる投稿は40万ビューを超え、6,700の「いいね!」を獲得した。

最も興味深い写真は、3人のチームが平台のトラックからコンセプトを慎重に降ろしているところだ。このクルマは低く構えたデザインなので、クリアランスは最小限である。しかし、一日の終わりには、コンセプトカーは無事に建物内に運び込まれ、片付けられ、展示された。

アイコニックSPは、エコとシンプルさ、そして走る歓びを融合させた「新しいタイプのコンパクト・スポーツカー」である。マツダはあまり具体的な説明をしていないが、ヴィオラレッドの流麗なエクステリアに、隠されたヘッドライトと細身のグリルが特徴的だ。曲線的なボディワーク、バタフライドア、筋肉質なリアハンチがそれに加わる。

スポーティなスタイリングは室内にも受け継がれ、フラットボトムのステアリングホイール、独立したデジタルメータークラスター、小型のインフォテインメントシステムを備えたミニマリストキャビンが採用されている。また、環境に配慮した内装や大型のセンタートンネルも採用されている。

パワートレインの詳細は曖昧だが、マツダは以前、このクルマはバッテリーパックと “水素など様々な燃料を燃焼できる “ロータリーエンジンを備えた「2ローター・ロータリーEVシステム」を搭載していると発表している。これにより、コンセプトカーの出力は365ps(272kW / 370PS)となる。このモデルには、キャンプや停電時に電力を供給するために使用できるビークル・トゥ・ロード機能も搭載されている。

コンセプトカーの重量は3,197ポンド(1,450kg)で、重量配分は約50:50。このクルマは次世代MX-5を示唆するものと期待されているが、現行モデルよりおよそ10.5インチ(267mm)長く、ホイール間はさらに11インチ(279mm)長い。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/03/mazda-iconic-sp-concept-goes-on-display-in-hiroshima-and-looks-better-than-ever/

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