マツダ、中型セダン「マツダ6e」の商標に電動化の未来を示唆

マツダ

マツダ6が間もなく日本での生産を終了するが、欧州で新たにマツダ6eの商標が出願されたことで、おそらく電動化された形での復活の可能性が噂されている。

マツダはこれまで、電動パワートレインの「e-スカイアクティブ」シリーズに限定して、モデルコードの横に「e」の名称を使用したことはない。しかし、マツダが必然的にEV、ハイブリッド、PHEVの範囲を拡大するにつれて、ネーミング戦略は変わる可能性がある。もうひとつ興味深いのは、マツダ6eの申請書類には、既存のSUV以外のラインナップ(マツダ2、マツダ3、マツダ6)とは異なり、ブランド名とモデル名の間にスペースが入っていることだ。

マツダは、「マツダ6e」の名称の他に、スタイルガイドに沿った金属風のグラデーションを特徴とする「6e」のエンブレムも商標登録している。どちらの出願も3月18日に欧州連合知的財産庁のウェブサイトで公開された。残念ながら、その他の情報は含まれていないため、今後の使用可能性については推測するしかない。

マツダは新型6を作るのか?

過去数年間、マツダ関係者の矛盾したコメントに基づいて、Mazda6の将来について多くの報道がなされてきた。日本からの最新の噂によると、マツダブランドのSUVラインナップの成功により、新世代のMazda6が登場するようだ。新型Mazda6は、マツダCX-60とFR/AWDの足回りを共有し、ICEとPHEVの両方のパワートレインに対応する可能性がある。

今回の商標は欧州で出願されたものだが、新型Mazda6はBMW 3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスのようなプレミアムセダンに匹敵するような、北米市場にフォーカスしたモデルになると伝えられている。

現行型の3代目マツダ6は、2012年に登場し、その後2015年と2018年にフェイスリフトが行われ、長いライフサイクルを楽しんだ。北米では2021年に生産終了となり、英国では2023年にラインナップから消えた。オーストラリアや日本を含む一部の市場では現在も販売されているが、2024年4月に生産終了が予定されているため、間もなく生産終了となる。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/03/mazda-6e-trademark-hints-at-an-electrified-future-for-the-midsize-sedan/

コメント

タイトルとURLをコピーしました