トヨタは「新たな夜明けがやってくる」と言い、その不可解な声明に新車の暗い画像を添えている。トヨタが何の車を予告しているのかは定かではないが、次世代カムリが初公開の準備を進めている可能性が最も高いと思われる。
下の画像は、左がトヨタのオリジナルのティーザー画像、右が明るくしたバージョンだ。先のとがったランニングライトがよく見える。鮮明な画像の助手席側には、ロアフェイシャが覗き、大きな開口部からTRDバージョンであることがわかる。バッジはノーズの高い位置にある。
2023年2月の報道では、新型カムリは2024年にデビューするとされている。このニュースは、トヨタが次世代モデルのティーザーキャンペーンを開始したことと符合する。覚えているだろうか、トヨタは最終的にピックアップを初公開する前に、2024年型タコマの様々な画像を数ヶ月かけて公開した。つまり、同様の戦略がこのクルマにもあるのかもしれない。
新型カムリに関する技術的な詳細はまだ乏しい。進化したTNGA-Kプラットフォームに乗ると伝えられている。パワートレインのスペックは不明だが、ICEエンジンとハイブリッドエンジンは引き続き用意されると予想される。
これは最初の画像なので、インテリアについての詳細は不明だ。プリウスやクラウンのようなトヨタの最新製品は、センタースタックの上部に縦長の大型インフォテインメント・スクリーンを備えている。カムリはすでに多くの安全技術を提供しており、それが変わることを期待する理由はない。
カムリはトヨタにとって米国で最も重要な製品のひとつである。2022年には、米国で最も売れている車の第5位だった。29万5,201台を販売した。4位はRAV4で39万9,941台を販売した。
カムリは米国では依然として人気が高いが、日本ではそれほど売れていない。日本での販売台数が6,000台を割り込んだ後、トヨタは同市場でのカムリの販売を中止したと報じられている。
【参照】https://www.motor1.com/news/692239/next-gen-toyota-camry-possible-teaser-image/
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