スバルの最新型WRXは、好きな人もいれば嫌いな人もいる。クロスオーバーにインスパイアされた不思議なデザインだが、スバルは日本市場向けの限定モデルを発表した。WRX S4 STI Sportと名付けられたこの新モデルは、1月12日から28日まで抽選方式で500台のみ販売される。
インプレッサ、WRX、WRX STIの特別仕様車は、これまで数限りなく発売されてきたが、WRX S4 STI Sportも、他の多くのモデルと同様、いくつかの新しいパーツが採用されているものの、ベースとなった通常バージョンと劇的に異なるわけではない。この事実も、6,237,000円(43,000ドル)という希望価格も、このクルマの魅力を制限するものではないと思われる。
おそらく最も大きなアップグレードは、スーパーブラック仕上げの19インチBBS鍛造ホイールにミシュラン・パイロット・スポーツ5タイヤが装着されたことだろう。この洗練された新しいホイールを補完するのは、変更されたブラックのフロントグリル、ブラックアウトされたバッジ、デッキリッドのブラックリップスポイラーである。また、ウイングミラーとルーフアンテナをクリスタルブラックシリカで塗装している。
新しいホイールとタイヤに加え、ボンネットにはタワーバーが、リアには補強バーが装着されている。
また、500台はそれぞれ内装もカスタマイズされている。主な変更点は、シルバーステッチ入りの本革巻きステアリングホイール、シルバーステッチ入りのシフトブーツ、ウルトラスエード素材と同じコントラストステッチをあしらった新しいレカロシート(フロント)など。このスエード素材は、インストルメント・パネル、アームレスト、センター・コンソールの一部にも採用されている。
パワーは標準装備の2.4リッター水平対向4気筒ターボと無段変速機の組み合わせ。このエンジンは最高出力271ps、最大トルク277lb-ft(375Nm)を発生する。
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