2026年に航続距離600マイルを超える電気トヨタ・ランドクルーザーSEが登場か

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トヨタはランドクルーザーのラインナップを拡大し、この伝統あるモデルを独自のブランドとして扱う計画だ。以前、2台のコンセプトカーで示唆されたように、日本企業は若い顧客向けの小型モデルと、高級志向の顧客向けの大型モデルを計画している。

2023年のランドクルーザーSEで予告されたEVは、北米で発売されるJ250系ランドクルーザー(プラド)よりも大きく、快適性を重視したものになると予想されている。また、トヨタのプリズムセルのような先進技術も採用され、生産コストが安く、既存のバッテリー技術よりもエネルギー密度が高くなることが期待されている。

その2年後には、さらに高性能なバッテリーが導入され、1回の充電での航続距離を621マイル(1,000km)まで伸ばすことができるかもしれない。

J250ランドクルーザープラドほどオフロードに特化したモデルではないが、トヨタはランドクルーザーSEがトレイルを走行する際に「責任感の強いハンドリング」を実現することを保証する。電気モーターの大トルクによって、どんな坂道でも、溝を越えても、よじ登ることができるはずだ。

一方、小型モデルについては、2021年にコンパクト・クルーザーEVコンセプトで予告されていたものの、時期は提示されていない。bZ4Xと似たようなサイズになると予想されるが、よりスタイルとユーティリティに重点を置いたものになるだろう。つまり、ランドローバーのディフェンダーやメルセデスのGクラスと競合する可能性があるということだ。

bZ4Xと同様、E-TNGAアーキテクチャーがベースとなる見込みだ。現在、このプラットフォームは最大214馬力(160kW/217PS)を発揮し、71.4kWhのバッテリーパックを搭載し、1回の充電で最大259マイル(417km)の走行が可能だ。小さなランドクルーザーのボクシーなプロポーションが航続距離に影響するかどうかはまだわからない。

日本からのこれまでの報道では、バッテリー式電気自動車に加えて、SUVの内燃機関およびハイブリッド・バージョンの開発計画がある可能性が指摘されている。いずれにせよ、このモデルの第一の目的は、拡大するランドクルーザーのラインナップをより手頃な価格にし、「世界中のより多くの人々に手が届くようにする」ことだと、自動車メーカーのチーフ・ブランディング・オフィサーは語っている。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/02/electric-toyota-land-cruiser-se-could-arrive-in-2026-offer-more-than-600-miles-of-range/

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