スバルは北米で6代目となる新型フォレスターを発表したかもしれないが、日本のバイヤーは2018年から続く既存モデルに落ち着くしかない。国内仕様のフォレスターは2024年のマイナーモデルチェンジで、キャビンにオールブラックのテーマを採用した新トリム「STI Sport Black Interior Selection」などが追加される。
SUVのエクステリアは、2021年のマイナーチェンジから変更はない。しかし、スバルは新たなトリムや特別仕様車によって、購入者の関心を維持することを目指している。2024年モデルには、特別仕様車「SUBARU FORESTER STI Sport Black Interior Selection」を導入。
2022年に導入された既存のSTI Sportトリムをベースに、シルバーステッチとピアノブラックインサートを施したナッパレザーのシート表皮を組み合わせたダークなインテリアが特徴である。
さらに、STI Sport Black Interior Selectionは、エクステリア専用色のオフショア・ブルー・メタリックと組み合わせることができる。STI Sportのエンブレムが付いているものの、このモデルはそれ以下のトリムよりパワーアップしておらず、1.8リッター・ターボ・ボクサー・エンジンから同じ175 hp(130 kW / 177 PS)を発生する。しかし、STIチューンのダンパーが装備され、ハンドリングは向上している。
2024年モデルのもうひとつのハイライトは、X-EditionとXT-Editionのトリム専用色であるガイザー・ブルーだ。これは米国仕様のスバル・フォレスター・ウィルダネスに採用されている色で、日本では2022年後半にXT-Editionから導入された。
X-EditionとXT-Editionの両トリムには、撥水加工を施したシート表皮、耐久性に優れたカーゴフロアカバー、ブラックのインテリアアクセントが装備されている。主な違いは、フォレスターX-Editionには2.0リッターe-Boxerハイブリッドパワートレインが搭載され、XT-Editionにはより強力なターボチャージャー付き1.8リッターエンジンが搭載されていることです。フォレスターのすべてのトリムは、スバルのシンメトリカル全輪駆動システムを標準装備しています。
2024年型スバル・フォレスターの日本での価格は306万9,000円(20,040ドル)から。特別トリムについては、X-Editionが3,377,000円(22,051ドル)から、XT-Editionが3,432,000円(22,411ドル)から、STI Sport Black Interior Selectionが3,850,000円(25,137ドル)からとなっている。
5代目スバル・フォレスターは、日本市場では今年が最終モデルになるかもしれない。北米での展開に続き、2025年には改良型の6代目モデルが導入される可能性がある。
【参照】https://www.carscoops.com/2024/04/subaru-updates-old-forester-in-japan-throws-in-new-sti-edition/
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