トヨタのコンパクトSUVコンセプト「bZ」、新画像を公開、スペックも初公開

トヨタ

11月中旬のロサンゼルスオートショーでのプレビューに続き、トヨタbZコンパクトSUVコンセプトがユーロデビューを記念して再び話題を呼んでいます。ベルギーのブリュッセルで開催された「Kenshiki Forum」に登場したこの電気クロスオーバーは、トヨタがこのEVについてもう少し詳しく語る用意があるようです。2026年までに旧大陸に導入する予定のBeyond Zeroバッジモデル6台のうちの1台です。このEVは、フランスで設計・開発されたものです。

本日発表したプラグインハイブリッド車のC-HRプロローグコンセプトと並べて新鮮な画像で紹介するbZコンパクトSUVコンセプトの寸法は以下の通りです。全長4,538mm、全幅1,888mm(ミラーを除く)、全高1,560mmです。ホイールサイズは21インチと堂々たるものですが、後続の市販モデルでこのサイズが維持されるかどうかは、まったくわかりません。

トヨタbZコンパクトSUVコンセプト

背丈はRAV4より少し低く、トヨタがこれまで発売した、あるいは開発中の他のbZモデル同様、初日からEVとしてのコンセプトが徹底しています。全体のデザインは、先ほどのC-HRプロローグから大きく外れているわけではありません。しかし、「bZ Compact SUV」に搭載されたフロントLEDライトバーを見れば、どちらのクロスオーバーが純電気モデルなのか、すぐに分かるでしょう。

ミニマムなインテリアは、従来の操作系をほぼ排除し、車両機能をゆったりとしたサイズのインフォテインメントに集約しています。タッチスクリーンの下には、エアコン、ナビゲーション、音楽設定に素早くアクセスできるショートカットが用意されています。また、左端にはホームボタンと、メインメニューにアクセスするためのギアアイコンがあります。

丸いステアリングホイールは時代遅れということで、bZ Compact SUV Conceptのステアリングホイールは八角形になっています。コーポレートロゴはなく、オフセンターの「Toyota bZ」スクリプトに置き換えられています。タッチスクリーンとデジタルドライバーズディスプレイの下部は湾曲しており、自動車業界がフレキシブルディスプレイ技術を活用する準備が整っていることを示唆している。

2代目C-HRは「間もなく」市場に投入されるとしながらも、トヨタは電動クロスオーバーの導入予定時期を明言しない。このことは、2024年以前に市場投入される可能性は低いことを物語っています。

【参照】https://www.motor1.com/news/625021/toyota-bz-compact-suv-preliminary-specs/

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