2024 日産パスファインダー、大胆なデザインとターボ4ポットで中国に進出

日産

約1ヶ月前に発表された米国市場向けの2024年型日産パスファインダーは、キャリーオーバーされた3.5リッターV6エンジンを搭載しているが、中国の従兄弟は全く異なるパワートレインでデビューする。実際、パスファインダーは2024年モデルで中国人の好みに合わせて再設計され、中華人民共和国での販売準備が整った。

東風日産の合弁会社が新型パスファインダーの中国での生産を担当し、米国モデルとは異なる外観となる。中国工業情報化部(MIIT)が公開した写真には、大型グリルとスウェプトバックヘッドライトを備えた、より目立つフロントマスクが写っている。エクステリアのスタイリングは、今年4月に発表されたパスファインダーのコンセプトに非常に近く、唯一の重要な変更点は、ヘッドライトとテールライトをつなぐLEDストリップがないことである。

2024 日産パスファインダー(CN)

MIITのデータによると、中国のパスファインダーの全長は202インチ、全幅は78インチ、全高は69.6インチで、米国市場向けの同等SUVより4.3インチ長い。また、インテリアが3列シートであることも注目に値する。現時点では、中国版パスファインダーがDプラットフォームを採用する米国モデルと足回りを共有するかどうかは不明だ。報道によれば、より現代的なCMF-CDアーキテクチャが採用された可能性は低い。

前述したように、米国モデルと中国モデルの大きな違いはボンネットにある。東風日産の合弁会社が生産する予定のモデルは、248馬力を発生する2.0リッターターボエンジンを搭載している。古いレポートによると、この4気筒エンジンは9速オートマチックギアボックスと組み合わされ、4輪にパワーを送る。なぜ小さいエンジンなのか?中国は排気量の大きいエンジンには高い税金を課すからだ。

最後のメモとして、米国市場向けパスファインダーの2024年モデルの初値は37,145ドルだ。3.5リッター自然吸気V6エンジンのみが用意され、標準トリムレベルでは最高出力284ps、259pd-feetを発揮する。一方、ロッククリーク・グレードには、295psと270lb-ftのパワートレインが搭載される。

【参照】https://www.motor1.com/news/686906/2024-nissan-pathfinder-debut-china/

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