トヨタ自動車は先日、クラウン・シリーズの最新モデル、スポーツ・クーペ・クロスオーバーを日本に導入したが、自社チューニング・ブランドのモデリスタが、このハイブリッド・モデルのビジュアルを強化し、ピロー・バッグなどのアクセサリーも用意した。
モデリスタのボディキットと新しいホイールは、まだガズーレーシングの処置を受けていないトヨタ・クラウンスポーツの外観を向上させることを目的としている。エアロキットには、銅仕上げのあごを持つフロントスプリッター、それに合わせたリアバンパーエクステンション、深めのサイドスカート、クロームアクセントのミラーキャップが含まれる。
クラウンスポーツにはすでに21インチホイールが標準装備されているが、モデリスタはバイトーン仕上げの「ウイングダンサー」と呼ばれる独自の派手なデザインを用意している。これらの追加により、SUVはよりハッチバックに近い外観となり、そのアグレッシブな特徴が強調されているが、少々過剰と考える人もいるかもしれない。
典型的なモデリスタ・ブランドのドアハンドル・プロテクターやナンバープレート・セキュリティ・ボルトに加え、同社はスタイリッシュなトートバッグを兼ねた端正なシートクッションを提供している。荷物を積んだときの座り心地はわからないが、シートのような素材やステッチなど、魅力的な外観を誇っていることは確かだ。なお、このアクセサリーはクラウンスポーツに限らず、幅広い車種に対応しているようだ。さらに、モデリスタはリアウインドウ用のプライバシーガラスも用意している。
トヨタ・クラウンスポーツ・ハイブリッドには、メカニカルやシャシーの改良は施されておらず、工場出荷時の自己充電式ハイブリッド構成で、合計出力231 hp(172 kW / 234 PS)を発揮する。2023年12月にデビュー予定のプラグイン・ハイブリッド・モデルでは、さらなるパワーアップが期待される。
オンラインカタログによると、日本でのモデリスタエアロキットの価格は、塗装済みで258,500円(1,734ドル)、ミラーキャップが17,600円(118ドル)、プライバシーガラスが27,500円(185ドル)、21インチホイールが286,000円(1,919ドル)となっている。スマートクッショントートバッグ」は9,900円(66ドル)。
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