数週間後に東京で開幕するジャパンモビリティショー2023に向けて、トヨタは3台のコンセプトカーを発表した。
コンセプトカーのうち2台はベールに包まれたままであり、答えよりも疑問が多く残されている。左はクーペ、右は流麗なセダンのようだ。
もう1台のコンセプトカーは、2種類のバージョンで展示される予定だが、全貌が明らかにされておらず、箱型の形状をしている。ミニバンやLCVにインスパイアされたシングルボックスのプロポーションを持つ小型EVのようだ。ピクセルスタイルのLEDヘッドライトは、メッセージも表示できるデジタルパネルに収納されているように見え、フロントガラスはエアロダイナミクスを向上させるために大きく傾斜している。また、横顔にはスライドドアがあり、リアガラスとつながったような細い窓も見える。プロトタイプの1台には、カヤックなどを載せたルーフキャリアがあり、キャンプやアドベンチャーに適した提案を示唆している。
その他の展示は、すでに公開されている市販車が中心。注目は、先日タイで公開された多目的トラックIMV0 / Ranggaと、トヨタ・ハイラックスBEVコンセプト。また、ランドクルーザーJ300、J250、J70の隣に、最近日本で発売されたトヨタ・クラウンスポーツの2台を見ることができる。また、先月デビューして話題となったSUVのフラッグシップモデル「センチュリー」も展示される。
コンセプトカーや市販モデル以外にも、トヨタは音楽、ダンス、ゲームなどの楽しいアクティビティを提供する。カプセルバー」では、簡単なクイズに正解するとカプセルに入ったミニカーが当たる。月面を走るバギーのフォトスポットは、EVコンセプト「ベビー・ルナークルーザー」のことだろう。最後にトヨタは、車いすユーザーがアクセルペダルやブレーキペダルを使わずに「グランツーリスモ7」のようなドライビングシミュレーターを操作できる新技術を紹介する。
ジャパンモビリティショー2023は、10月26日から11月5日まで東京で開催されるが、トヨタのコンセプトの詳細については、プレスデーである10月25日に明らかになると思われる。
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