トヨタの電気スポーツカー「FT-Se」、デュアルモーターと全輪駆動を搭載

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トヨタがジャパンモビリティショーでFT-Seを発表したとき、私たちが目にしたのは2人乗りでエンジンのない小さなスポーツカーの写真だけだった。ガズー・レーシング・デザイン・グループのプロジェクト・マネージャーであり、このコンセプトを立案した飯田英明は、姉妹サイトInsideEVsの取材に対し、2026年以降に生産バージョンが登場する可能性があると語った。また、社内の他の情報筋によると、マニュアルギアボックスのシミュレーションが可能だという。

現在、パズルのピースがTop Gear誌のおかげでより多くの場所に落ちてきている。FT-Seにはデュアルモーターが搭載され、1つはフロントアクスルを駆動し、もう1つはリアに偏った挙動をするAWDセットアップのために後輪を駆動する。これらのモーターは “特別な “第3世代のバッテリーパックから電力を得ており、ニュルブルクリンクでのホットラップでは冷却が課題となりそうだ。

ノルドシュライフェのレイアウトは全長12.94マイル(20.83km)で、グリーンヘルは世界で最も長いレーシングコースのひとつである。24時間耐久レースで使用されるレイアウトはさらに長く、15.7マイル(25.3km)である。FT-Seのチーフエンジニアである挾間文彦はTGに対し、現時点では明かしたくないが、すでに目標ラップタイムがあると語った。

「ニュルブルクリンクでバッテリーを冷却するのは非常に難しい。長いコースをハードに走るため、バッテリーの温度は高くなる。冷却はこのクルマのパフォーマンスにとって重要だ。スピードのためにもね

彼は、0→62マイル(100km/h)を3秒と見積もっており、0→60マイル(96km/h)のスプリントは3秒台を切る可能性がある。フラットアウトでは時速155マイル(250km)に達すると予測されている。車重は謎のままだが、ハザマはポークにはならないだろうと期待を持たせてくれる。車体中央の低い位置に搭載される新しいバッテリーパックは、現在使用されているものよりも軽くなるという。

ボディには、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)、アルミニウム、スチールを組み合わせる。理想的には、FT-Seを「軽量かつ高剛性」にすると同時に、ダウンフォースを増やすための大きなディフューザーなど、巧みなエアロトリックを統合することだ。

FT-Seのラインナップにおける位置づけについて、飯田英明氏はInsideEVsに対し、このスポーツカーはMR2復活や電動スープラとは関係ないと語った。

【参照】https://www.motor1.com/news/693790/toyota-ft-se-specs-performance/

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