スバル「レヴォーグ・レイバック」、無骨なボディのジャッキアップワゴンとしてデビュー

スバル

あまり知られていないスバルの製品のひとつに、インプレッサのワゴン版であるレヴォーグがある。レヴォーグは2014年から販売されているが、そのほとんどは日本市場に限定されている。初代モデルは一部の欧州市場で販売されていたが、2020年に発売された現行モデルはニュージーランドではWRX GTワゴンとして、オーストラリアではWRXスポーツワゴンとして販売されている。この新型レヴォーグ・レイバックは、少なくとも当面はJDM限定となる。

今日、日本で正式にデビューするまでの間、スバルはこのクルマをワゴンのSUVバージョンにすると言っていた。しかし、この新しいレイバックの派生モデルは、基本的には同じワゴンで、サスペンションが高くなり、樹脂製のボディクラッディングが装着されている。ジャッキアップされたスタンスにより、地上高は7.9インチ(200mm)、従来よりも2.2インチ(55mm)アップしている。

2024 スバル・レヴォーグ・レイバック(JDM)

全長187.8インチ(4770mm)、全幅71.7インチ(1820mm)、全高61.8インチ(1570mm)と、通常のレヴォーグより0.6インチ(15mm)長く、1インチ(25mm)広く、2.8インチ(70mm)高い。荷室容量は変わらず19.8立方フィート(561リットル)。高床式の冒険的なワゴンは、18インチホイールに225/55 R18オールシーズンタイヤを履いている。

最高出力174ps、最大トルク221ポンドフィート(300ニュートン・メートル)を発生する1.8リッター・ガソリン・ターボ・エンジンは、CVTリニアトロニックを介してスバル・シンメトリカルAWDシステムに供給される。

2024年型レヴォーグ・レイバックは、広角カメラを備えた次世代アイサイトシステムを標準装備。また、Harman Kardonサウンド・セットアップ、11.6インチ・インフォテインメント、12.3インチ・デジタル・ドライバーズ・ディスプレイも装備される。さらに、スマートフォンのアプリで車内の空調を遠隔操作することも可能だ。

また、スバルはレヴォーグをよりアグレッシブなボディキットとメカニカルなアップグレードを施したSTI Sportモデルとして国内販売しているが、これは本格的なSTI製品ではない。年初には、BBS製19インチ鍛造ホイール、トランスミッションオイルクーラー、ストラットタワーブレース、フレキシブルドロースティフナーなどを装備した500台限定の特別仕様車「STI Sport Performance」を発売した。このスパイシーなワゴンには、225/40 ZR19のミシュラン・パイロットスポーツ5タイヤ、レカロ製フロントバケットシート、さまざまなブラックアクセントも装着された。

市場によっては、レヴォーグには256psと258lb-ft(350Nm)を発揮する大型の2.4リッターターボエンジンも用意されている。こちらもCVTで両アクスルにパワーを送る。

【参照】https://www.motor1.com/news/685508/subaru-levorg-layback-debut/

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