マツダ、早ければ2025年にも中国でPHEVを発売へ

マツダ

マツダが早ければ2025年にも現地でプラグイン・ハイブリッドを発売すれば、中国の消費者はマツダから初めてプラグイン・ハイブリッドを購入する機会を得ることになる。

中国ではプラグイン車の販売が急増しており、大流行しているのはバッテリー電気自動車だが、PHEVも人気がある。マツダの社長兼CEOの諸正浩は、ジャパン・モビリティショーで報道陣の取材に応じ、「中国での新車販売の70%はプラグイン車」と述べ、同ブランドの新型PHEVが現地パートナーの長安汽車と共同開発されることを明らかにした。

このモデルの詳細は限られているが、現在マツダが販売しているEVはCX-30クロスオーバーの特別仕様車1車種のみである中国では、どうしても必要なモデルだ。モロは日経アジアに対し、4月から9月までのマツダの新車販売台数は前年同期比で10%減少したが、新型CX-50と改良型Mazda3への反応は好調だと述べた。

マツダはすでにCX-60 PHEVとCX-90 PHEVの2車種のプラグインハイブリッド車を海外市場で販売している。このモデルは、2.5リッター直列4気筒スカイアクティブGエンジンに、134ps(100kW)の電気モーターと17.8kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載している。このパワートレインは、CX-60 PHEVで323ps(241kW)、369lb-ft(500Nm)、CX-90 PHEVでは341ps(254kW)、369lb-ft(500Nm)を発揮する。

マツダは4月、長安汽車との合弁会社を通じて、CX-50のトラディショナルハイブリッドモデルを中国で発表した。このモデルに関するスペック情報は少ないが、パワートレイン技術をトヨタから調達したとしている。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/10/mazda-to-launch-phev-in-china-as-soon-as-2025/

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